- ・第4回静岡県ニュービジネス夢プラン1999
- 受賞
今回は、グラフィックチームだけでなく制作部全体として参加しました。様々な視点や考えをもった案を創出することと、意見交換が最小単位でできるように8名のスタッフを2名1組の全4チームにわけました。
[チーム1] 中村麻衣子(グラフィックデザイナー)× 青田容承(グラフィックデザイナー)
[チーム2] 宮本大護(グラフィックデザイナー)× 仲村朝海(WEBデザイナー)
[チーム3] 松田あかね(ディレクター)× 合志政博(グラフィックデザイナー)
[チーム4] 片桐忠光(WEBデザイナー)× 大和田慶(WEBデザイナー)
約20日間の構想期間にチーム単位で情報収集・意見交換を行い、サムネールを作成しました。11月20日に4チームが各々の案を発表、全体で意見交換を行い、それを基に提出用データ作成に入りました。
音楽のまちづくりを進めている浜松市らしく、音符を誘導の矢印に使用し、一目で[音楽のまち 浜松]がイメージできるマンホールを作成しました。矢印の間には、浜松市が誇る自然の風景[遠州灘]や[浜名湖]などを方位に沿って描いています。市の花木鳥やうなぎも登場させ、浜松市の風景を印象づけました。文化を育みながらも自然の美しさ大切さも忘れないでほしいという願いを込めました。
誰にでも「やさしいまち・浜松」をテーマに、どんな方(お年寄り・子供・外国人の方etc)にもわかりやすいよう、施設・地名は「ひらがな・英語・イラスト」で表現しました。音楽のまちをイメージする音符にうなぎのイラストを融合させ浜松らしさを表現。また別案では市民キャチフレーズでもある「やらまいか」をイカのイラストでキャラクター化、ものづくり・音楽のまちをイメージさせる工具や楽器を持たせています。
審査の結果、チーム1(中村麻。青田)作成による「音楽のまち浜松」案が見事グランプリを受賞。浜松市の路面誘導サインに採用されることが決定しました。またチーム2(宮本・仲村朝)の「楽しい・賑やか・音楽」案も入選を果たしました。
市役所にて開催された表彰式
受賞から2年強を経て、チーム1が制作したデザイン案がいよいよ設置されました。国際会議2011開催に向けて、会議開催場所になるアクトシティ周辺を中心に施工を開始、最終的には市内40箇所以上にこのマンホールデザインが展開される予定です。
アクトシティ通りに設置された誘導サイン